お土産

 



「あ・・・ありがとう」
 オレは少し困惑しつつもお礼を言った。
「どういたしましてv」
 オレの恋人、和希がにこにこ顔で答える。
 しかし・・・。
 いったい、どうしたらいいんでしょう?
 手の中にある物、それはノ。
「注射器?」
 針のない、ガラス製の注射器。
 しかし、その大きさから言って、注射されたらめちゃくちゃ痛そう・・・。 
 アンティークとして置けと?
 確かに、本物みたいで面白いと思うんだけどノだけど。
 ですけど、何なのでしょう??
 この目の前の和希の微笑みは?
 こんな彼はとっても恐ろしいのです。
 もしやノ以前くれた土産のぬいぐるみみたいに、和希の音声入りで、夜になったら囁いてくるノとか・・・。
 アリエナクモナイ
 でもでも!これはそんな仕込む所なんてないし、ガラスだから不可能だろ。
 安心して・・・いいかな??
 和希の顔を伺う。
「ど〜した?やっぱ不満だよなvそれだけだとvvv
 さすが俺の啓太v
「ホイ、コレも土産v」
 そう言ってよこした紙袋の中を取り出すと、綺麗なビーズ?って言うのか?
 んん?コレはブレスレットか?
 ひとまず、
「有難う和希、コレ綺麗だな」
 ビニールを開けて手で弄ぶ。
 和希のニコニコ顔を気にしつつ、手首に回してみる。
 和希が今にも吹き出しそうにしている。
 一体何を企んでいるんだかノ。
 しっかし、注射器とブレスなんてノ妙な組み合わせだな。
 このブレス、ちょっと死語だけど、ギャルっぽいぞ。
 まさか和希の好みってノええええええ?!
 ギャルオ?!
 サーファー系?!
 そんなぁぁぁぁああああーーー!オレには無理だよぉ!
「オレはどうしたらいい?」
 和希にそっと聞いてみた。
 するととんでもなくビックリな顔をして、一瞬沈黙が過ぎた。
「啓太ノお前・・・」
 なぜかキラキラと和希の目が輝いて見えるのはオレだけ?
「な、なんだ?和希?」
 ちょっとばかり怖くなって身を引く。
「なんだよ、わかってんだろ〜v」
 そう言うとさっさとノあろう事か、服を脱ぎ始めた。
「か、か、和希?!何やってんだよ?!」
 訳が分からない、全く!
「言っておくけど、オレ、きっとノてか、全然分かってないよ?!」
「んな事言っちゃって〜v顔が赤いぞv」
 違う!赤いのは和希が・・・あわわ!・・・でかいし・・・
「じゃなくって、ちょーーーっと待って!!」
「ホラはやく風呂場行くぞ〜」
 なんでそんな、その、何て言ったらいいか。息子さんが成長しているのですか?
「啓太vカテーテル持って来いよ?」
「は?」
 なに?
 それ?
「分かり易く言ってほしいか?」
「う、うん」
 振り返って和希がニタリと笑った。
「浣腸器」
「あ・・・」
 まだ分かってないオレに、和希は注射器を指さした。
「なんですとぉぉおおおぉぉおおお?!」
「ま、そういう事v」
 ・・・・・
「じゃぁ、じゃぁ・・・これって・・・」
 ブレスレットで甘く終わるハズはないよな?
「でも啓太は俺の方がいいよな〜?最初からなんていわないよ?お前が痛がるだろうからな」
 ・・・・・
 ・・・・・
 お母さん・・・オレ、この人に今から戴かれちゃいそうです・・・。
 
 
 
   

 

一条さんからの頂き物です!
いやんっ!素敵和希っっvvvvvvv有り難うございます〜〜〜!!
リク通りでよだれたらしまくりましたっ!
ちなみにコメントも載せさせて頂きますv

「変態和希」小説、読み切り18禁(?)(蹴)v
啓太とともに捧げます(笑)
・・・や、やりすぎですか?(汗)
                    by, 一条 翔之亮 

いーえっ!最高です!やり過ぎなんてあなた、もっとやっちゃって下さい(笑)